記憶でなく、記録に。検証、分析、改善へつなげよう!
ファミリーマートと
「ドン・キホーテ」の運営会社が、
それぞれの顧客データを共同で利用する
といった記事が、
28日の日経新聞朝刊に掲載されていた。
大きなくくりは
「小売業」ではあるが、
それぞれの顧客属性は違う。
これらの分析から、
次の一手を導き出すことで、
新たな顧客開拓ができ、
リピート率を高め、
相互客相も高まる可能性も高い。
蓄積されたデータは、
多ければ多いほど、
分析の精度があがることは間違いない。
両社がタッグを組むことで、
データ量は倍増し、
1社で取り組んでいる現状を上回る販促が
可能になってくるので、
業界に、どのような変化が起きてくるか、
非常に楽しみである。
そもそも
データとして、
「記録」する環境があるからこそ
実践の糧となっていることはいうまでもないが、
個人や小規模店舗では、
「記憶」に頼っての運営をしている方も少なくない。
「○○様は、毎月中旬くらいに来られる方。
必ず、□□をお頼みになるので、
こちらから先に、おすすめしてみると喜ばれる。」
といった、顧客データのみならず、
新商品を販売し始めたのは〇月〇日から。
一週間の出数数は、○○個
内訳は、月曜〇個、火曜〇個・・・・・
といった、商品データや、
○○年の3月は、送別会のご予約が○○件あった。
昨年より10件多かった。
といった、予約データや、
〇月は、
衛生強化月間
△月は、
あいさつ強化月間
といった、活動記録
など、
しっかりと残しておくことが、
将来的に、大きな糧となり、
非常に大切な活動であるということをお伝えしたい。
まずは、
様々な活動を
「記録」に残すことを
意識して取り組み、
「記録」を振り返る時間を
しっかりととって、
分析、検証し、
次の一手を生み出す糧とできればい良いですね。
この後、きちんと計画を立てることができれば、
PDCAを回す(PDCAサイクル※)
ということになるんでしょうね。
※PDCAサイクル
Plan(計画)
Do(実行)
Check(測定・評価)
Action(対策・改善)の
仮説・検証型プロセスを循環させ、
マネジメントの品質を高めようという概念。
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