OJT(On the Job Training (オンザジョブトレーニング))

query_builder 2023/05/01
ブログ

飲食店は、
店舗(現場)に従事するかたが主役です!

店長、スタッフの人財育成のお手伝いをしています。

“感動”を世界に広める、
最高のアドバイザー、
最強のコーポレーターであれ!
をスローガンにし、
研修やワークショップを行っています。



OJTとは、

On the Job Training (オンザジョブトレーニング)

の略で、

職場の上司や先輩が、

部下や後輩に対して、

実際の仕事を通じて指導し、

知識、技術などを身に付けさせる

教育方法のことです。


これは、

オペレーションを

効率よく回すのに必要なことでしょう。


ただ、

日本能率協会マネジメントセンター

の調査によると、

OJTに「課題ある」とした企業は、

9割ほどとなるということだ。


(2023年5月1日 日経新聞より)


具体的な内容として、

指導側に余裕(時間)がない 64.7%

指導にバラつきがある 63.6%

と、いったもの。


小見出しにあるとおり、

「現場任せ」ということもあるだろう。


現場スタッフは、

お客様に喜んでいただきたい

と、一つ一つの業務や、

オペレーションを

効率よく回すための作業に対して、

必至になっていると思う。


ここに、

「教える」「指導する」といった

ことが発生すると、

やはり、余裕が持てなくなるのは

当然かもしれない。


一方で、

教えられる側の意識の持ち方にも

着目をして、

こういった課題を

解決していかなければいけないと思う。


指導側が、

どういったステップを踏んで、

教えていくかを修得し、


教えられる側は、

どういう意識と態度で

指導を受けるべきかを理解する。

↑オリエンテーションや入社時研修で

 自社の社員としてあるべき姿の共有

 も必要ですね。。。


指導側の指導力と

受け手側の高い意識が

あいまって、

初めて、有効なOJTが可能となる。



やはり現場は生ものですので、

ステップ通りにいかないことが多いのは確かです。

また、指導側も受け手側も人間ですので、

モチベーションを維持していくことも

課題かもしれません。



経営・育成担当のみで考えるのでなく、


現場の状況や、

人的適任性、

Off-JT(Off the Job Training:

職場を離れた場所での研修や学習全般)

とOJTをバランスよく組み合わせた計画


などを、

現場担当する責任者や

店長、マネージャーと協議しながら、

進めていくのがいいのでしょう。


きっと、

「やってみせ、

言って聞かせて、

させてみて、

褒めてやらねば、

人は動かじ」

(山本五十六・聯合艦隊司令長官)

という言葉に

集約されてくるかと思うのですが、


時間的制約や人的制約、

はたまた、金銭的制約が、

運営をしながら進める人材育成には、

つきものですから、

うまくバランスをとりながら、

進めていきたいものですね。

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