昇進時のマインドって? 口は出しても手は出さない
‟感動”を世界に広める、
最高のアドバイザー、
最強のコーポレーターであれ!
をスローガンに、
日々活動をしています。
外食・小売を得意分野として、
活動をしています。
新店舗開店プロジェクトの
アドバイザリーをしています。
プロジェクトリーダーは、
つい先日まで、
ある店舗の店長だった方。
飲食店の経験が長く、
現場実行力は高い方。
このプロジェクトで、
リーダーとなり、
新店舗開店となると、
複数店の店長を束ねる
部門マネージャー的な存在
になるであろう方。
現場で、
手を動かし、
身体を動かし、
売上を作っていく
というのが長かったので、
企画を立て、
文字に起こし、
イメージを関わるヒトに伝え、
形を作っていく作業に、
もどかしさというか、
難しさというか、
仕事をしている感がない、
といったことを聞いていた。
社内で、
昇進していき、
立場が変わっていくとき、
仕事の仕方を変えることを、
頭でわかっていても、
身体で感じられないので、
どうやらモヤモヤが止まらなかったそうだ。
気持ちはよくわかる。
今まで、
仕事をしている間、
ずーっと立っていたのだから。
パソコンに向かって、
企画書をかき、
まだ何もない空間に、
設備を描いて、
スタッフの動線、
お客様の動線を想像し、
どれだけのお客様の来店があり、
何品くらいオーダーが入り、
売上はどれくらいになるのか、
など、
すべて、
イメージを言語化
数値化する作業をするのだから。
20年ほど前、
私が、店長へ昇進するときに
上司から言われた言葉がよみがえる。
「店長になったら、
今までこうしたい、
こうなりたいと思っていた店長像は、
一度真っ白になるから、
落ち着いて、
一つ一つ、
目の前にあることをこなして、
場数をこなすこと」
これって、
マインドが、
うまく追いついていないこと
なんだと思う。
店長からマネージャーへ
立場が変わるときも同じことが言える。
マネージャーは、
今までやったことのない仕事内容で、
口は出しても
手を出してはいけない立場に、
自分がこれから立つといった、
不安と挑戦が入り混じる状態になるから。
彼は、
挑戦を楽しんで、
場数をこなすことを
実直に実践している。
今まで使っていなかった
パソコンを使えるようにし、
エクセルをつかって数値計算をし、
タイピングを練習し、
知っているヒトの話を聞きに行き、
どう自分で動けばいいか、
毎日毎日挑戦し続けている。
自分が動いて
売り上げを上げるのではなく、
部下を動かして
売り上げを上げる。
社内において、
評価という部分を見てみるとわかるが、
ヒトをまとめる立場になれば、
部下の行動が、
自身の評価になっていく。
自分ができても、
部下ができなければ、
自身の監督責任を問われる。
逆に、
部下が成果を上げられることができれば、
自身の統率・指導能力が評価される。
今現在、
それなりに
マインドセットができてきたようだ。
これから、
どうやって
部下に伝えるか、
部下に伝えらえるか楽しみだ。
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